How to grow

おいしい白ネギができるまで

白ネギは手間と時間のかかる作物です。ソルモンドでは丹精こめて、1年をかけて白ネギづくりを行います。こだわりの土で作る白ネギは、甘く、太く成長します。

FLOW

1.土詰め(種まき)

チェーンポッドという専用の土詰めの道具を用いて白ネギの播種を行います。白ネギは播種から発芽まで約10日かかります。

2.土づくり

種まきと同じ時期に畑では白ネギを植えるための土づくりを行います。土の中の微生物にたくさん栄養を作ってもらえるように微生物の餌となる有機物を与えます。街路樹の剪定した枝を使用し、木くずにして原料として使用しています。

3.溝づくり

ネギは太陽に当たっている部分が光合成をするため、緑色に変化します。そのため、白ネギの白い部分を作るためには太陽光が当たらないようにする必要があります。深さ約10cmの溝をつくり、その中に白ネギを植えます。溝は管理機が通れるよう、1m30cm間隔でつくります。

4.定植

苗床でしっかり育った苗を溝づくりで作成した溝に定植します。
白ネギの葉は太陽光を求め上へ上へと成長します。そのため、成長後の白ネギが曲がらないように地面に垂直になるように植え付けを行います。

5.埋戻し

梅雨がきて、雨が多くなる前に水はけをよくするための作業が埋戻しです。
白ネギは溝に定植するため、このままだと白ネギを植えた溝に水が溜まってしまいます。そのため、白ネギを植えた溝を埋め、少し盛り上がるくらいに土をかぶせます。
梅雨以降の夏の暑い時期は白ネギの根の動きが鈍くなり、ある程度気温が下がるまで白ネギは成長しません。
夏は白ネギに肥料をあげたりすることもせず、白ネギの株元の雑草を除去します。

6.土寄せ・追肥

夏の暑さがだんだんと過ぎ去っていき9月に差し掛かったころ、白ネギは再び成長を始めます。白ネギが成長したら、白い部分を長くするため、成長して土から出た部分に再び土をかぶせます。この作業を土寄せといいます。土寄せと同時に肥料を与え、より土の中の微生物に肥料を分解してもらえるようにしています。土寄せ・追肥は収穫までに定期的に4回行います。最終的には地面から50cmほど盛り上がった状態まで白ネギを土で覆います。

7.収穫

最後に土寄せを行ってから約2週間ほどが経過し、十分に大きくなったところを収穫します。酵素農法で育ったソルモンドの白ネギは太くて甘い自慢の白ネギです。

8.出荷

収穫後、1本1本丁寧に手作業で根と葉を切り、不用な皮を機械で剥きます。その後、厳格に検品を行い袋詰めや箱詰めをして出荷をします。